一番目の畑 ジャガイモ土寄せ
一番目の畑は、沢山は植えていない。
余っていたジャガイモの種芋を遅れて植えたか、地力があり、直ぐに伸びた。
じゃがいもには 石灰も 元肥もあまりやらないのは私のやり方だ 。
速く育って 幹ばかりが伸びても面白くない 。
水も肥やしも少ない逆境で、じっくりと育ってほしい。
カボチャも蔓ばかり伸びて実がつかない蔓ぼけ同様、肥やしが意味をなさなくなる。
ときどき人も同じと思う。苦労はないに越したことはない。しかし、境遇がよすぎての犯行事件も多い現代。
私はカボチャでよい。ジャガイモでよい。肥やしは無くても皆が食べられる大きなみをつけられれば幸せ。
母が家から毎日通っていた畑は楽しみでもあり、足腰の衰え防止であり、それゆえ、私は手をださなかった一番目の畑。少し空きが目立ち、代わりに植えたが、空かない方がよい。