柴犬を飼おう!!

柴犬のいる田舎暮らし

牡丹杏の思い出

春先に、白い花が高い木の梢に咲いた。桜や梅とは違う気品を備えて。

鉛色の梅雨空に、深紅の玉が、葉の緑との対照し、いつ採られるかと、待っている。


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大きな木の枝枝から、時々ポトリと音をたて、南瓜の蔓の下に敷いてある枯草の上に軟着陸。






昭和の時代、プラムなど売っていなかった。幼稚園の頃だったか、大家さんの家に遊びにいった時、初めて牡丹杏をご馳走になった。完熟の甘酸っぱい牡丹杏。

高校生だった大家さんの娘さん姉妹が、上高地登山にいったときに買った絵はがきを下さった。今も絵はがきをストックした箱の中に甘酸っぱい思い出と共にしまってある。

上高地には、いつか行こうとおもって未だに行けていない。
今年こそと思うが、憧れをとって置きたい気もする。

早起し頂く、牡丹杏はやはり甘酸っぱく、今はほうじ茶とよく合う。

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