柴犬、初ドライブ、車中泊
今日は柴犬を連れて遊びに出かけた。
コロナ渦、誰にも会いたくないので、山上の小さな湖にした。
また、海に出かけて、キス釣りも考えたが、人も多いし、初ドライブの柴ちゃんの七には近い方がよいので、100km圏内とした。
おにぎりと惣菜を持ち、どこにも立ち寄らないで、日曜の午後に出かけた。犬も車酔いせず、暗くなってから到着。誰もいない薄暗い歩道で散歩し、車中泊。
普段使っている毛布と長座布団。特別なキャンプ用より、使い勝手がよい。行き帰りは、クーラーボックスなどの上に載せ断熱材とし機能する。
消費活動が、夜中のスーパーになり、食材として購入することが多くなり、偏る。飲食店などには申し訳ない。ワクチンが早く日本中に行きわたるよう祈る。
朝二時半起床し、久久の釣り散策の準備。
観光桟橋からの男体山は朝靄のなか。
前と違うのは、コロナで人生観がかわり、犬と暮らすようになったことで、釣りも犬がいることだ。
今まで、何ブランドの新作シャツとか、どこの何が旨いとかで、買い物、ドライブやツーリング、サイクリングしたが、どうでも良くなった。
かんたんに言うと、物質文明から抜け出せたのだ。言い過ぎであれば、精神文明重視と言おう。
そう、柴犬を飼うことで、満たされない、なにか違う生活が、見た目には変わらないことをしているが、満たされ、かわったのだ。
柴犬はかしこく、部屋飼いが出来、用足しは、散策で、客が来て食事をしていても、テーブルの横で伏せてじっとしている。もちろん、吠えることはない。縄文時代の何千年来の友人なのだ。
肝心な釣果は当たりも無く終了。
観光駐車場からの景色。
この湖は、ブラウントラウト、レイクトラウトは、釣っても良いが、持ち出し禁止だ。つまり、放射能汚染で、10年経つが、食べられないのだ。
鱒の餌となる、小魚、海老が汚染されており、そのまた餌となるプランクトン、も類が汚染されていることになる。山の落ち葉、木、土壌からまだ流入すると仮説すればよいのか?
世界的にみても大事故だった原発の水素爆発で、関東全域や隣接する長野の避暑地まで汚染。まだ食べられないたらの芽、椎茸、魚も多く、10年たつが、その汚染は残っている。
原発建設時に、敷地を10m以上削ったために、海抜ゼロとなり、冷却施設、非常発電が流されたようだ。技術者、学者の声は無視され、経営者の利益が優先したのか。
体をこわして働き、国土を放射能汚染し大企業に送電してきた日本。コロナ渦で多くの方々がなくなり、身につまされ、思考も志向も変わってしまったようだ。
次に、関東大震災が控えている。せめて、水、火、缶詰、小麦粉は備蓄したい。
東海、四国沖もある。
生きること、活かすことに価値があると思う。